愛知中部水道企業団
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愛知中部水道企業団は、豊明市、日進市、みよし市、長久手市および東郷町の地域にお住まいの皆さまに、上水道の供給を行っている特別地方公共団体です。

初版公開: 2020年04月01日 00時00分
最終更新: 2024年05月29日 00時00分

水質管理目標設定項目 (27項目)

番号項目目標値区分説    明
1アンチモン及び
その化合物
0.02mg/L以下無機物質
・重金属
地質に由来するもののほかに鉱山排水や工場排水などから水道原水に混入することがあります。合金、半導体材料などに使われています。
2ウラン及び
その化合物
0.002mg/L以下(暫定)地質由来により水道原水に混入することがあります。核燃料に使われています。
3ニッケル及び
その化合物
0.02mg/L以下地質に由来するもののほかに鉱山排水や工場排水などから水道原水に混入することがあります。ステンレス、メッキなどに使われています。
51,2-
ジクロロエタン
0.004mg/L以下一般
有機物質
主に塩化ビニルの原料に使われており、地下水を汚染して水道原水に混入することがあります。肝臓障害の健康影響がある物質です。
8トルエン0.4mg/L以下染料、香料などの原料であり、代表的な有機溶剤でシンナー、接着剤、塗料などに広く使われています。揮発し易いため水中から大気にほとんど放出されてしまいます。
9フタル酸ジ
(2-エチルヘキシル)
0.08mg/L以下消毒
副生成物
プラスチックに柔軟性を持たせる可塑剤の1つでシート、レザー、ホースなど生活環境で広く使われています。
10亜塩素酸0.6mg/L以下消毒剤である二酸化塩素の消毒副生成物です。当企業団では、二酸化塩素を使用していないため検査を行いません。
12二酸化塩素0.6mg/L以下塩素の代替消毒剤です。当企業団では、二酸化塩素を使用していないため検査を行いません。
13ジクロロアセトニトリル0.01mg/L以下(暫定)浄水過程で原水中の有機物質と消毒剤(塩素)が反応して生成される消毒副生成物です。
14抱水クロラール0.02mg/L以下(暫定)浄水過程で原水中の有機物質と消毒剤(塩素)が反応して生成される消毒副生成物です。
15農薬類1以下農薬総農薬方式で、各農薬ごとの検出値を各目標値で除した値を合計して、その合計値が1以下であることが目標値です。殺菌剤、除草剤、殺虫剤として使用されています。
16残留塩素1mg/L以下臭気衛生上必要な措置として水道法で塩素消毒を行うことが定められています。水道水中に残留している塩素のことで、濃度が高くなると塩素臭が強くなります。目標値は臭いやおいしい水の観点から設定されています。
17カルシウム、
マグネシウム等
(硬度)
10mg/L以上
100mg/L以下
水質基準と同じ項目です。目標値はおいしい水の観点から設定されています。
18マンガン及び
その化合物
0.01mg/L以下水質基準と同じ項目です。目標値はより質の高い水道水を供給するという観点から設定されています。
19遊離炭酸20mg/L以下水中に溶けている炭酸ガスのことで、水に清涼感を与えますが、多いと刺激が強くなり、水道施設の腐食の原因となります。目標値はおいしい水の観点から設定されています。
201,1,1-
トリクロロエタン
0.3mg/L以下臭気ドライクリーニングの洗浄剤、金属洗浄用溶剤などに使われており、地下水を汚染して水道原水に混入することがあります。
21メチル-t-
ブチルエーテル
0.02mg/L以下一般
有機物質
ガソリンの添加剤に使われており、揮発し易い物質です。
22有機物等
(過マンガン酸カリウム消費量)
3mg/L以下水に含まれている有機物の量であり、汚れの度合いの指標です。水道水中に多いと渋味をつけます。当企業団では、有機物(全有機炭素(TOC)の量)を検査し水質管理を行っているため、検査を行っていません。
23臭気強度(TON)3以下臭気臭気の強さを数値で表したものです。水の臭気が感じられなくなるまで希釈し、その希釈倍数で臭気の強さを示します。目標値はおいしい水の観点から設定されています。
24蒸発残留物30mg/L以上
200mg/L以下
水質基準と同じ項目です。目標値はおいしい水の観点から設定されています。
25濁度1度以下基礎的
性状
水質基準と同じ項目です。目標値はより質の高い水道水を供給するという観点から設定されています。
26pH値7.5程度腐食水質基準と同じ項目です。目標値は水道施設の腐食防止の観点から設定されています。
27腐食性
(ランゲリア指数)
-1以上とし、
極力0に近づける
水が金属を腐食させる程度を判定する指標です。数値は負の値が大きいほど腐食傾向が強くなります。目標値は水道施設の腐食防止の観点から設定されています。
28従属栄養細菌2000個/mL以下(暫定)病原
微生物
生育に有機物を必要とする多様な細菌のことです。一般細菌が増殖しにくい低水温の環境下においても増殖するため、原水では有機汚染の指標として、また配水系統では清浄状態の指標として用いられています。
291,1-
ジクロロエチレン
0.1mg/L以下一般
有機物質
家庭用ラップなどの原料に使われており、地下水を汚染して水道原水に混入することがあります。肝臓障害の健康影響がある物質です。
30アルミニウム及び
その化合物
0.1mg/L以下無機物質
・重金属
水質基準と同じ項目です。目標値は、水道水の着色を防止し、より質の高い水道水を供給するという観点から設定されています。
31ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)及びペルフルオロオクタン酸(PFOA)

0.00005mg/L以下(暫定)

一般
有機物質

人工の有機フッ素化合物で、撥水剤や泡消火薬剤等に使用されてきました。化学的に安定性が高いため長期的に環境に残留すると考えられています。

このページに関するお問い合わせ

愛知中部水道企業団 配水課水質検査グループ
 電話:[0561-38-2779]
 [email protected]